交通事故を加害者と被害者で見た場合、どのような違いが出るのでしょうか。今回の統計グラフでは、双方の年齢別グラフから見ていきたいと思います。例に出すのは2010年度の交通事故統計資料です。
加害者年齢別の死亡者数
一番多い年代は35歳〜39歳、その次は20歳〜24歳となります。働き盛りの人やこれから人生を謳歌する若い世代が特長です。
被害者年齢別の死亡者数
続いて、被害者年齢別の死亡者数です。
死亡被害者の特長として一目瞭然、各世代に比べて高齢者の方が圧倒的に多いのが注目されます。また死亡被害者の男女比率は、男性58.8% 女性41.2%となり男性の割合が多くなっていました。
交通事故・後遺障害の加害者・被害者統計
加害者年齢別の後遺障害
一番多い年代は20歳〜24歳、続いて35歳〜39歳となります。加害者年齢別の死亡者数とは順位が入れ替わった結果となりました。
続いて、被害者年齢別の後遺障害です。
一番多い年代は35歳〜39歳、続いて40歳〜44歳となります。働き盛りの年代が被害傾向が高いという結果になりました。
被害者の男女比率は、男性53.0% 女性47.0%となり男性の割合が多くなっていました。
自動車保険に加入していなかったらと思うと…
交通事故は被害者、加害者共に精神的、肉体的にもダメージが大きく、また、まわりの家族まで巻き込むことになります。自分が注意していても事故に遭遇したり、注意しているつもりでも事故を起こすことになるかも知れません。いざという時にも自動車保険は加入しておくとダメージを少しでも軽減出来ると思います。