後遺症が残る女性の交通事故後(2004年8月)の体験記

後遺症が残る女性の交通事故後(2004年8月)の体験記こちらは鎖骨に後遺症が残っている女性の交通事故の体験事例を紹介する。
こちらの女性は20代のときに交通事故に遭い、「鎖骨の亜脱臼」と診断され、後遺症として鎖骨の位置が若干変わってしまったとのこと。

交通事故はどういう状況で発生しましたか?

彼女の体験した交通事故は2004年の8月。
直線道路を原動機付き自転車で走行中に、左右の確認を怠って左側から右折してきた車に衝突し、頭と肩を強打する事故だった。

  • 安全不確認

症状固定までにかかった日数は大体2~3週間程度のもの。
冒頭でも触れたが、鎖骨に後遺症が残っている。

自らの安全不確認もあったからなのか、過失割合は 1対9 となっている。

補償内容はどういう内容でしたか?

事故のときに壊れてしまった原動機付き自転車、破れた服が補償としてお金が支払われたとのこと。

受けたケガの程度と保険会社側から交渉で提示のあった金額で納得できる内容の説明があり、特に不満はなかったとのこと。

相手の保険会社の人の対応には疑問が残る形

交通事故手続きイメージつらい精神状況のときに交渉を求めてくる相手方保険会社スタッフには不快感を示していたが、対応内容は紳士的でよかったようだ。

病院に救急車で運ばれたのち、受診待ちのときに交通事故加害者の保険会社スタッフがあれこれ交渉の話をしてきた。交通事故のショックでそのときはお金の話が出来るような精神状態ではなかったので、さすがに受診が終わるまで待っていてほしかったとのこと。

しかも実際にこちらが怪我をしているにもかかわらず、人身事故扱いにするかどうかを問われたことはとても失礼なことだと思っている。

相手の保険会社の人の対応には疑問が残る形

「人身事故扱いにするかどうか」という言葉は驚きますね。明らかな人身事故をさもなにもなかったかのように処理してしまおうという悪意を感じてしまいます。

おそらく交通事故後も交通事故と同様とてもつらい体験をされたと思います。交通事故のショックと同じくらい、保険会社の担当の人からの交渉は、精神的に苦痛を伴ったことでしょう。正常な判断ができないと普通なら想像がつく段階から交渉を迫ってくるスタッフも当然います。決してすべての営業マンが紳士的な対応をしないとは言いがたいですが、疑いたくなるような発言を平気で言えてしまう人もなかにはいます。交通事故案件の交渉の場では、確かに不用意に示談を決めてしまいたくなったり、投げやりな気持ちに落ちている時ですが、交渉をいちど決めてしまうと本来得られたものも失いかねません。

正常な判断ができない段階で交渉を迫ってくる相手方には、後日改めた対応をとりましょう。相手があなたの常識と異なる主張をしているときは、迷わず弁護士に依頼することをおすすめします。つらい時だと思いますが、他ならぬ、ご自身のために、です。

(執筆:ジコレフ運営スタッフ)

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※記事内に使用している写真は一部資料写真になりますが、イメージ写真です。